SSブログ
前の10件 | -

ブラジルのみずみずしい風

明るいうち会社を出ることは珍しいのですが、今晩はMarsa Monteのコンサートに行きました。
カタカナで書くとマリーザ・モンチ、ブラジルの歌姫です。
昨年、南米旅行をしたときにCDショップで買いました。
当時、久しぶりのCDが出たらしく、試聴コーナーで大きく紹介されていて目に留まり、一聴してすぐ気に入りました。
そして今日、本物の声に出会いました。

独特のゆらぎがあるんですよね。
強弱というか高低というか。
海底から陽光がゆらめく水面を見上げているようなゆらぎ。
フラフラと付いていってしまいそう。


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(1) 
共通テーマ:日記・雑感

Barcelona

聴くだけで涙が出てくる歌ってありますか。
私のはフレディ・マーキュリーとモンセラット・カバリエが歌う「Barcelona」

後付けの理由はたくさんあるんですが、やはり歌そのものが圧倒的にドラマチック。

今日見たフレディ・マーキュリーの伝記映画では、モンセラット・カバリエが当時の思い出を語り、イビサ島でのライブ映像が流れました。
カバリエはオペラ公演後、フレディの家で興に乗って朝6時まで歌い、一睡もせずに飛行機に乗って次の公演地に向かったそうです。
そのくらい息の合った、互いに認め合う才能のぶつかり合い。

またまた後付けのエピソードを仕入れてしまい、聴いたらまた泣いてしまうと思います。


nice!(1)  コメント(6)  トラックバック(1) 
共通テーマ:日記・雑感

過積載

他のブログで紹介されていたサイトです。
すごいんだわ。

http://www.ezprezzo.com/crazypics/overloaded.html


nice!(2)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

明日へのチケット

今日「明日へのチケット」という映画を観ました。
ヨーロッパの国際長距離列車を舞台にした映画です。

学生時代に2週間くらいかけて夜行列車を乗り継いでヨーロッパを旅行したときのことを思い出しました。
地中海の青い海、アルプスの雪をかぶった急峻な山並み、荒涼としたスペインの大地。
それとともに乗り合わせた人たちとの交流。
やたらと話好きで親切な人、露骨にイヤな顔する人。若い人、年配の人。観光客、仕事に戻る軍人。

この映画は3人の映画監督がそれぞれのパートを担当しながらも、登場人物がつながっていたりして、連続する一つの作品です。
色んな事情を持つ人たちが乗り合わせる列車の旅の様々な側面が、複数の監督が担当することで、より豊穣に描かれていて、
「そう、本当に色々なことが起こるんだよ列車の旅は!」と感慨にふけりました。

最後のパートはケン・ローチの作品だと思います。
庶民の必然的な絶望を描き続ける作風がこの作品でも展開されています。
しかし、今回のラストは鮮やかな結末を用意していて、思いがけない爽快感とともに見終わることができました。


nice!(3)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ブラジル年は続く

今晩はジョアン・ジルベルトのコンサートに行きました。
学生時代の友達が夫婦で行くつもりでチケットを買ったのですが、奥さんの都合が悪くなり代わりを探していたところに、ちゃっかり乗りました。

ライブの立体感、音の輝き、響きの艶、しかも本人ですからね~。
70歳を超えたということですが、誤解を恐れずに言うならば、
今この演奏をするために過去があった
と言っても過言じゃないくらいの充実感を感じました。

会場は東京国際フォーラムという豪華でモダンなところだったんですが、
日比谷公園の木漏れ日の下で聴いたら、また格別だろうな~
とか思ってました。

さらに、
あ~ここで暖かい風呂にゆっくりつかりたい、とか
ここで背中のツボを押されたらトロケそう、とか
バカなことを考えながら聴いていました。


nice!(3)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

藤岡藤巻 [仕事?]

あまりにも更新しないこのブログ。
どーしよーかなー、と思ってましたが、今日思いつきました。
職場で回覧される怪しい業界紙の怪しいトピックはネタになるのではないかと。
しかも、この業界にうとい自分の備忘録になるのではないかと。
そういうわけで開始です。

職場の業界紙によれば、このCMが話題だそうです。
きっと話題になんかなってないと思うけど。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/SMER/FujiokaFujimaki/index.html#
(今どき)ナイターをゆっくり観たいのに、あれこれあって思うにまかせないオジサンを表現しているのだそうです。

変な歌を歌ってる人たちはコチラ。

藤岡藤巻さん
http://www.oyajienta.com/

ではまた~


nice!(2)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

締め

南米旅行記は今日で終わりにしようと思います。

読んでくださった方には大変感謝しています。
ナイス&コメントをいただいたお陰で、旅がより一層充実し、自分にとってかけがえのないものになりました。
自分ひとりの経験を、全く立場の異なる方々と共有するのがこれほど楽しいとは思いませんでした。

この旅は今年2006年3月に行ったものです。その旅の途中で書いた日記を元に、日本へ戻った後3月30日からブログに書き始めました。

約3週間の旅行でした。社会人になって以降はまさに得がたいほど長期の旅行となった訳ですが、このブログが実際の旅程の3倍以上、77回にも渡って続くとは思ってもみませんでした。

立ち寄ってくださった方、話しかけて(コメントして)くださった方が、ここまでこのブログを続けさせたとも言えると思います。誠にありがとうございます。

以下、実際の旅程を。

○2006年3月
2日(木):成田空港から日本を出発
3日(金):NY、サンパウロを経由してリオ・デジャネイロに到着
4日(土):リオのカーニバル
5日(日):リオ市内観光、コルコバードの丘、マラカナン・スタジアム、ポン・ジ・アスカール等
6日(月):リオからフォス・ド・イグアスへ移動
7日(火):ブラジル側イグアスの滝見物、その後アルゼンチン国境を越えプエルト・イグアスへ移動
8日(水):アルゼンチン側イグアスの滝見物、その後ブエノス・アイレスへ移動
9日(木):ブエノス・アイレス市内観光、聖堂・教会巡り、タンゴショー見学
10日(金):ブエノス・アイレス市内観光、エビータの墓、ボカ地区、その後長距離バスでブエノス・アイレスを出発
11日(土):バスによる移動、ファクンド君に会う
12日(日):リオガジェゴス、エル・カラファテでバスを乗り換えエル・チャルテンに到着
13日(月):エル・チャルテンでトレッキング
14日(火):エル・チャルテンでトレッキング2日目、その後エル・カラファテへ移動
15日(水):ペリートモレノ氷河見学
16日(木):チリ国境を越え、パイネ国立公園でトレッキング
17日(金):アルゼンチン国境を越え、エル・チャルテンへ移動
18日(土):リオガジェゴスへバスで移動し、飛行機でブエノス・アイレスへ移動
19日(日):ブラジル国境を越え、飛行機でリオ・デジャネイロへ移動
20日(月):コパカバーナ・ビーチ滞在
21日(火):コパカバーナ・ビーチ滞在2日目
22日(水):リオ・デジャネイロからブラジル出国、マイアミ、ダラスを経由
(日付変更線)
24日(金):成田に到着、帰国

このように書くと、3週間とはいえ効率的かつ整斉と旅行したかのようですね。
実際にはブログに書いたように細かい「事件」がたくさん起こっていた訳です。
ブログのおかげで自分の旅の「自分なり感」が出ました。

最後に。
4月から転職して新しい会社で働いています。
まだ働いていない3月30日ブログを書き始めました。
今日まで1日も欠かさずに書き続けてこれたということは、新天地での生活が充実して落ち着いているから、でもあります。

本当に最後に旅の思い出を。

文野さんに紹介してもらった店で買った革の鞄。通勤で大活躍です。

ファクンド君にもらった手作りのモアイ木彫り像。いつも鞄に入ってます。お守りです。

ダニエルさんにもらったVictor JaraのCD-R。ブログを書くときのBGMです。


nice!(4)  コメント(9)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

あの日と同じ

ホテルに預けていた荷物を引き取り、所持品を全部抱えて、コパカバーナ海岸の大通りに立ちます。
国際空港行きのバスを待ちます。

最終日にもModernSoundに行って来ました。
旅の思い出にと買い求めたCDは3枚。
"Infinito Particular" by Marisa Monte
"Tom Canta Vinicius" by Tom Jobim
"Sambas de Enredo 2006"
最後の1枚は今年のリオのカーニバルのテーマ集です。

CDショップからの帰り道、裏通りの公衆電話で話している人と目が合う。
毎日のように通った定食屋の店員さんだ。
大男なのに気弱そうに給仕してくれるオジサン。
ニコっと笑って手を上げている。
こちらもご挨拶、でももう行かないんだな、これが。

今晩、飛行機に乗って日本に帰ります。
コルコバードのキリスト像とも、コパカバーナ・ビーチとも、リオ・デジャネイロとも、ブラジルとも、南米ともお別れだ。
マイアミ、ダラス経由で成田へ。
大変な長旅になるだろう。でも何が長旅か分からなくなってしまった。

初日と同じようにコパカバーナの海岸に立っている私。
でも全然違う人間のような気がする。


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

日本の思い出

毎日夕刻になるとCDショップ兼ジャズ・バーのModernSoundに行きます。
ここのライブは昼過ぎに始まって9時の閉店には終わるので、夜更かしの苦手な私にぴったり。

普段はジャズ・バー仕様のフロアが聴衆の席なのですが、大掛かりなライブになると店全体がライブ会場になります。

CD売り場はそれを見越した造りになっています。
商品の陳列された棚は壁を除けば、ビリヤード台のような造りです。
上から板を載せて周りにイスを置けば立派なテーブルになります。
階段状になってテラスがあるフロアも威力を発揮しています。
売り物のCDの上でビール飲んだりチキン食べたり、というのはすごい発想ですね。

ライブの開始を待っていると、隣に座ったおばあさんが話しかけてきます。
「あなた日本人?
私は日本に旅行したことがあるわ。
トキオ、オザカ、キヨト、ナラ。
トキオからキヨトまではものすごく速い列車でビューンって。
とても美しい国。
素晴らしいもてなしの心を持った人たち。
私の長男は日系人と結婚したの。
孫の瞳はこーんななの(両目尻を指で引っ張り上げる)( ̄! ̄)
とってもカワイイ。
こーんななのよ( ̄! ̄)、ほんとカワイイ。」

海からの朝靄に覆われてミルク色の夜明けを迎えたコパカバーナ

そしてやっぱり真夏の海岸線を


nice!(2)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

ビーチでの攻防

日がな一日ビーチパラソルの下でゴロゴロ。

熱を冷ますためにたまに海へ。
これがものすごく冷たい。
どうりで誰も泳いでいない。
なんでこんなに冷たいの?
大勢の人が水着姿で詰め掛けているのに、ほとんど誰も水に入らない、意外と不思議な光景。

私は、タオルと飲み水しか持って来てないので、盗難の心配は一切なし。
物売り(飲み物、Tシャツ、アクセサリー、果物、水着、サングラス、地図、ツアーガイド、日焼け止め等々)もカネ持ってなさそうな奴(私)には寄って来ない。

ところがおせっかいなオバサンが登場して、
「アンタ、そんなんじゃ日焼けして火傷しちまうよ!」
と大声を上げるもんだから、帽子屋、サンオイル屋が来てしまうではないの。

確かにずーっと傘の下にいても日焼けってするもんですね。

今日も厳かな朝焼けと

素晴らしい真夏の海岸線と

幻想的な月夜をご覧にいれます。


nice!(2)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行
前の10件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。